嫌われる勇気。

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みなさんこんにちは!

今回は最近自分が読んだ本の感想や自分が思ったことや考えたことなどを話していきたいと思います。では、早速、僕が読んだ本はアドラー心理学を基にし168万部の売り上げを出して大ヒットした「嫌われる勇気」という本です。この本は哲学者と青年の対談形式で書かれていて自分自身とても読みやすかったです。本の内容としては、人の目を気にしてしまう、劣等感が消えない、幸せになれないなどの悩みを解決し、幸せになるために大切なことがおもに3つ書かれていました。

まず1つ目は承認欲求を捨てることです。承認欲求とは、人から認められたい、高い評価を得たいとする気持ちのことです。こうした気持ちが強ければ強いほど、他人の目ばかり気にしてしまい、いつしか自分の本当にしたいことが出来なくなり、幸せから遠ざかってしまいます。やりたい事があっても勇気が持てずに一歩が踏み出せないのは承認欲求が大きく関わってきます。では承認欲求をなくすためにはどうすればいいのか、それは課題の分離が必要です。課題の分離とは自分の課題と他者の課題を明確に分けることです。これは自分が信じる道を進もうとする時に他者が色々と文句などを言ってくる場合、自分ではどうすることも出来ないので全然気にしなくて良いという考え方です。他者の意見ではなく、自分の本能、考えに従い挑戦していくことが大切です。

2つ目は人生が競争でないことを理解することです。他者と比べて劣等感を持つ人が多いですが、大切なのは他者ではなく理想の自分との比較です。他者のことは気にせずに理想の自分に向かって努力することが大切です。

最後3つ目は人に貢献することです。これが難しいのですが、人に貢献していると感じる時に自分の価値の実感を得ることが出来て、幸せに繋がります。人の手助けをして心の底からありがとうと言われた時に感じた優しい気持ちが幸せの答えです。自分の気持ちに嘘をつかずにやりたい事に挑戦をしてそれでいて他者に貢献出来れば幸せを掴むことが出来るのです。

皆さんも一度手にして読んでみてはいかがですか?考え方を見直すきっかけになるかもしれませんね。


自分が自分の為に生きないのであれば、誰が自分の為に生きてくれるのか?

「アルフレッド・アドラー